【 vol.27 】未病のうちに


20081201_1健康はお金で買えない。お金で買えるのは治療であって、健康そのものではない。しかもどんなに高額の治療費を払っても、病気が治る、
健康になるという保証はない。「一億、いや十億払ってもいいから病を治してほしい」、と思う大金持ちは沢山いるはず。

古くから日本のお寺には沢山のお札が奉納されているし、密教系のお寺では護摩行にささげるお札が山のように積まれている。参道には、幟がずらりと並び、お札や幟には祈願する人の願いが書かれている。一番多いのが「病気平癒」、次が「商売繁盛」と「家内安全」。これこそ昔からの三大願望でしょう。

一位の「病気平癒」は、人々がいかに健康を大切に考えていたかということが感じられます。いくら財産や権力があっても病に悩んでいては幸せとは思えない。

大事なことは、病気になってしまう前に養生をして、病の芽を摘んでしまうこと。病院のお世話にならないようにする。未病のうちに養生を心がけ、健康に生きていく。

健康は、毎日の食生活が基本。和食中心でバランスのよい内容、暴飲暴食をしない。十分な睡眠をとり、規則正しい生活を送り、ストレスを溜めない生活。

しかし実践はなかなかむずかしく、日常の避けられない状況や体調に合わせて、栄養を補助していく。それが「サプリメント」。「サプリメント」とは「追加する、補填する」という意味があり、不足するものを補うことです。

病気に直接働きかけて治す医薬品に対して、「サプリメント」は有用な栄養素を摂り入れて、未病のうちに予防する意味合いが強く、現代人の養生には欠かせなくなっています。

足りないものを補うというだけではなく、長寿が進む中、「もっと健康でもっと充実した生活」を送るために、「サプリメント」を上手に摂り入れ、健康的な人生を、十分に楽しみたいですね。

中谷 幸子

※未病=病気でも健康でもない発症前の状態