【 vol.91】笑いの効用


笑顔

笑いの効用はつきることがないようです。笑うことで、免疫力 (病原菌に対抗する力) も高まります。人間は誰でも、一日に3000個から6000個のがん細胞が発生しているといわれています。しかしその全てが がんとして発症しないのは、がん細胞を食べてくれるNK細胞(ナチュラルキラー細胞) が存在するからです。NK細胞はリンパ球の一種で、白血球の中にいます。その数が増加したり活性化することで免疫力が高まります。

倉敷にある柴田病院の伊丹仁朗先生も、笑いとNK細胞の関係について調べておられます。先生は男女19人のがん患者さんを、なんばグランド花月にお連れして漫才やコントを聞いていただき、3時間ほど大笑いしていただいたそうです。その前後に採血して、NK細胞の変化を調べたところ 平均レベル以下だったNK細胞が活性化されていることがわかり、最も顕著な人で4倍から5倍になっていたそうです。

また伊丹先生は、「笑い療法」 だけでなく、「生きがい療法」 も積極的に取り入れられています。1987年には、重症のがん患者7人をモンブラン登頂に挑戦させました。この時も血液を調べたところ、NK細胞が大幅に活性化していたそうです。大自然を征服して偉業を成し遂げたということが生きる力になって、自然治癒力を高めることにつながったのです。

笑いで免疫力が高まるということは、当然、がん以外の病にも効果があるということです。笑いを取り入れることで、膠原病、心筋梗塞、リウマチ、糖尿病・・・・・などが完治したという例は沢山あります。正に「笑いは百薬の長」とはよく言ったものです。笑いは肉体的にも精神的にも、社会的にも限りない効用がありそうです。

皆様は毎日笑っていらっしゃいますか?一日に何度も鏡を見て笑顔チェックをして下さい。何でも面白がって笑いましょう。そしてNK細胞をどんどん増やし、免疫力を付け、元気で長生きしましょうね。