【 vol.93】心田を耕す


耕す

今は心の時代、と言われています。
しかし人間の心はそれほどきれいなものではないようです。

人間の心は自然と似ている気がします。
雑草は放っておいてもまたたく間に繁茂する。
しかし、美しい花は水を与え、肥料をやり、虫を除け、丹精込めて育てなければ花は開かない。
人間の心もそれと同じで、放っておくと雑草が生える。
心の花を咲かせるためには、絶えず心を見張り、雑草を抜き取らなければならない。

二宮尊徳は 「あらゆる荒廃は心の荒蕪(※1)から起こる」 と言った。
そして心を荒れ放題にしないためには絶えず、心の田んぼ、つまり心田を耕さなければならないと説いています。

心の雑草を取り、心の花を咲かせるためには、いつも気持ちをさわやかにしておく。
いつもさっそうとした気分でいることが大切だそうです。

美しい心

相田みつをさんの書に「うつくしいものを 美しいと思える あなたのこころが うつくしい」という私の好きな言葉がありますが 美しいものでも美しい心で見なければ、美しいと思えないのですね。それには心から雑草を抜き取り耕し続けることが大切だと教えていただきました。

※1 荒蕪=荒れて雑草が生い茂る